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2024.05.27

オリジナル楽曲No.1
「黄昏」

こんにちは、柴田泰孝です。

現在制作中のオリジナル楽曲ですが、その1曲目は「黄昏」という楽曲です。

昨年10月8日リアルバースデイライブの直後に着手し、数週間で一気に書き上がった楽曲です。

乾いたバンドサウンドをベースにしたロックバラードですが、当初は最初から最後までゆったりとしたの構成を考えていたのですが、作詞を進めていく中で中盤から終盤にかけてエモーショナルな描写があり、どうも自分のイメージの中で音楽的に納得いかない部分があり、BPMに変化をつけてガラリと展開を加え、起伏に富んだ楽曲に仕上げました。

 

黄昏に咲く花のような物語、うつろい、流れるままに身をゆだね、、、

サビの部分の歌詞なのですが、どんな曲かと言われると、まさにこの1フレーズがこの曲の生命線で、誰もが黄昏に咲く花のように、たとえそれが深緑の中に咲く花でも、砂漠の中に咲く花でも、、、自分自身の真理を追求していくこと、そしてそれさえもやがては「黄昏」であると悟る、、、流れるままに、風がふくままに、、、といった内容です。

 

ヴォーカルはドライに、しなやかさ、はかなさを意識

胸声は真っ直ぐ貫くイメージの軌道、ディストーションを効かせて乾いたロックサウンドを意識。そこにウィスパーヴォイスやファルセットなどを散りばめて、しなやかさ、はかなさを演出しています。そして歌詞1つ1つの言葉に説得力を持たせたいと思い、シンプルですがデュエットのように浮き出るハモリを入れています。

 

レコーディングは6月、完成は7月20日予定

レコーディングは来月6月中旬を予定しています。進み具合いにもよりますが7月20日には完成予定です。早くみなさまの元に届けたいなぁ、、、もしかしたら一足先にライブで披露するかもしれません!?お楽しみに♪

 

最後に「黄昏」の歌詞を掲載致します。この歌詞を見ながら世界観を感じていただけたらと思います。

 

「黄昏」

作詞:柴田泰孝

 

乾いた指先  

一握の喜び 

忘却の果てに見た夢

いま宿る トーテム

黄昏に咲く花のような物語

移ろい流れるままに身をゆだね

汗ばむ額に

すべり落ちる記憶 つたい落ちる

静寂を破る溜息

いま奏でる 不協和音(ノイズ)

黄昏に咲く花のような物語

移ろい流れるままに身を委ね

弾けて混ざれ!

雑踏に埋もれた旋律

絶叫の嵐の中で

茫然自失の涙

堕ちてく…

さあ、轟かせ咆哮を

深みへと飲み込まれるその前に

超音速の世界を越えろ 

儚き 夢だとしても

泡沫に消えてゆく

無慈悲な運命(さだめ)に抗う

絶望、崩壊、罪も、咎も

乾いた指先

一握の喜び

忘却の果てに見た夢

いま宿る 魂の象徴(トーテム)

黄昏に咲く花のような物語

うつろい流れるままに身を委ね

Anyway the wind blows….