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2018.08.08

十六夜の夢がいざなう「インク沼」

こんにちは、柴田泰孝です。

万年筆の楽しみの1つ「インク」

同じインクでも万年筆の字幅やインクフローで色味が変わりますし、また時間が経つと熟成されてまた違った色味を見せてくれます。

一度インク探しの旅に出ると、万年筆愛好家のほとんどは道中で「インク沼」にハマってしまいます。

僕もそんなインク沼に頭一つ出るくらいズブズブな状態なんですが、懲りもせずインクを購入してしまいました。

国産ブランドのセーラーより「十六夜の夢:いざよいのゆめ」という季節の彩りを思い描いた色彩インクシリーズ。カラーバリエーションが豊富で迷いましたが、今回は「利休茶:りきゅうちゃ」と「蒼天:そうてん」の2色をチョイス。

ボトルデザインはとてもシンプルで無駄がない印象。

容量は20mlとボトルインクにしては少量。

利休茶は、茶殻っぽいモスグリーンで、渋い色味です。サインと2ndアルバムタイトル「Ricordi d’amore/愛の記憶」(笑)

蒼天は、明るいブルーでこの季節にはピッタリかもしれません。こちらも「Ricordi d’amore/愛の記憶」(笑)

それにしても「十六夜の夢」だの「利休茶」だのネーミングが絶妙ですね。ネーミングひとつで色の印象も変わるのがまた不思議。見事にセーラーのマーケティング戦略にやられてしまいました(苦笑)