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2024.06.17
こんにちは、柴田泰孝です。
今日は2024年コンサート等で新しく歌っていくNEWレパートリーを紹介します。
「黒いワシL’aigle noir」
シャンソンの名曲中の名曲。
バルバラBarbaraが1970年に発表した代表曲。フランス本国でも世代を越えて歌われています。
「ローランスに捧ぐdédiée à Laurence」という副題のとおり、姪のローランスに捧げられた曲。
実際に見た夢からインスパイアされて出来た曲とのこと。
黒い鷲は父親がベースになっている?
バルバラは自伝の中で父親からの虐待を告白していて、この黒い鷲が父親を暗示しているのではないか!?と言われていますが、これはバルバラ本人が言った記録はなく、あくまで推測みたいです。私個人としては「姪のローランスに捧げる曲」の方向で解釈していきたいです。
自分なりの解釈で表現していきたい
黒い鷲が誘う幻想的な世界観が子供の頃を思い出させてくれる。
でも夢はいつかは覚めてしまうもの。それも突然に、、、黒い鷲が悲しそうに空に消えていくように。夢の中で繰り広げられるドラマが一瞬で消え去ってしまう。そんな儚さもこの曲から感じます。
そんな幻想的な世界に連れていけるようなボーカル、、、それと同時に突然に一瞬で終わってしまう夢の儚さ、メランコリックな部分も表現しつつ、それらを自分のボーカルスタイルに落とし込めたらと思っています。