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2018.09.25
こんにちは、柴田泰孝です。
2ndアルバム「Ricordi d’amore/愛の記憶」おかげさまで発売開始から御好評頂いております。皆様にこのアルバムの世界観をもっとお楽しみいただけたらと思い、僕自身の解釈なども含めて収録曲を紹介したいと思います。
今日はアルバム2曲目に収録されている「Non pensare a me/愛のわかれ」についてふれたいと思います。
68年サンレモ音楽祭Claudio Villa(クラウディオ・ヴィッラ)の優勝曲としてイタリア本国はもちろんのこと日本でも知名度の高い楽曲です。
「愛のわかれ 」 訳詞:柴田泰孝
僕のことなんてもう考えないで
もう何もかもなかったことにして自分の道を歩んで欲しい
別に何も変わりはないさ
だって君と僕は束の間だったんだから
多分、僕は涙を流すだろう
でも僕はどうにかやっていくから大丈夫、心配しないで
何とかするよ
たとえ君がいた時のような幸せは二度とは来ないと分かっていても
人生は続く
止まらない世界のように
もう僕のことは考えないで
太陽は君と共に輝き続けるから
「僕はもう大丈夫だよ」と男らしく気丈に振る舞いつつも、本心は別れの悲しみに苦悶している様子がうかがえますね。
この曲を通してイタリア人男性の魅力はこの「感情のコントラスト」だとつくづく思います。
イタリア人男性の時折見せる男性の弱さというか繊細さみたいなものに魅力を感じるんですよ。
せつない歌詞に、カンツォーネらしいメロディアスかつ華やかさ、そして自分の感情に正直なイタリア人男性の心情、感情のコントラストを意識しながらこの楽曲を歌っています。
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