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2022.12.24
こんにちは、柴田泰孝です。
私のマイペースなブログをのぞいてくださりありがとうございます。
2022年も残りわずか。
そして12月はクリスマスイブですね。今日はクリスマスに関するお話をちょっと….
イタリアのクリスマスですが、私の主観ではミラノは(一般的にイタリア北部)は25日に、首都のローマは(一般的に南部は)24日にお祝いする家庭が多いようです。
そして24日にお祝いする地域は魚料理を中心に食べます。これはキリストが生まれる前日はお肉(キリストの体)や赤ワイン(キリストの血)を控えて、厳かに、質素に、お魚を食するという宗教的な理由があります。まあ、日本人の私からしたら魚料理は十分に贅沢な食材ですけどね(笑)一方、25日の地域はもうキリストが生まれているのでお肉料理も食べます。
「魚料理!?一体どんな料理を食べるの?」日本ではクリスマスっていうとアメリカの影響?で七面鳥を食べるイメージがありますからね、、、
色々ありますが典型的な料理の1つに「ウナギ料理」があります。調理の仕方は地域や家庭によって様々ですが、マリネにするのが一般的です。ウナギですがイタリアでは一般的に11月〜1月がシーズンらしく、保存食としてマリネにすることでちょうどクリスマスの時期に食べ頃になるからだそうですよ。
ちなみに私は数回食べたことがありますが正直あまり好みではありませんでした(汗)
実際、この料理の影響でウナギに抵抗があるイタリア人が結構いるみたいで、、、
観光で日本滞在中にウナギの蒲焼を食べて「ウナギってこんなに美味しかったんだぁ!」と感動するイタリア人も少なくないとか、、、
ちなみにミラノにある世界遺産、ダヴィンチの「最後の晩餐」でこのウナギ料理が食されていたのが修復工事により明らかになりました。
遠くからだと分かりにくいのでちょっと拡大して矢印つけてみました。これみたいです。確かに言われてみれば魚の切り身っぽくも見えますが(汗)
どうしてこれがウナギだとわかったのでしょうかね?タイムマシンがあれば実際ダヴィンチさんに確認出来るのですが….
奇遇にも父からウナギが送られてきました。
今日はウナギで一杯やろうかな♪ マリネにはしませんけどね….(笑)
それではまた!!