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2023.01.23
こんにちは、柴田泰孝です。
2023年の目標の1つ、レパートリーを増やすこと。
今日は「NEWレパートリー2023 No.4」ということで、年内コンサートで歌う予定の楽曲を紹介していきたいと思います。
◼️根強い人気の「L’immensità / 涙に咲く花」
1967年サンレモ音楽祭9位入賞の曲で、作曲はドン・バッキー(Don Backy)作詞はモゴール(Mogol)。
作曲したドン・バッキー(Don Backy)やジョニー・ドレッリ(Johnny Dorelli)の録音が有名ですが、他にも様々な歌手がジャンルを越えてカバーし、リバイバルしている名曲です。
「涙に咲く花 / L’immensità」を訳してみた
訳: 柴田泰孝
私は思うのだ
一滴また一滴と雫が落ちて
また新たな花が咲き
その花に蝶が飛んでゆくと、、、
私は思うのだ
そしてこの無限に広がる世界で
僕のことを少しでも考えてくれる人がいると、、、
忘れることなく、、、
そう、私は知っている
人生一人きりではないと
この無限に広がる世界で
ちっぽけな存在の私にも
いつかささやかな愛を見つける事が出来ると、、、
そう、私は知っている
人生一人きりではないのだと
そしていつか知るだろう
あの空よりも無限に広がる世界では
そんな事はちっぽけな事だと
無限に広がる世界では、、、
この「無限」の前ではちっぽけな存在の私も決して孤独じゃないのだ、ささやかな愛を見出せるんだと考えながらも、最後はそんな事もこの「無限」の前では取るに足らない事なんだと知るだろう、、、と。
人によってはネガティブにも、ポジティブにもとれますね。なかなか哲学してる歌詞です。
◼️なぜ邦題は「涙に咲く花」?
冒頭の「一滴また一滴と雫が落ちて、また新たな花が咲き、、、」の雫を涙と解釈したのかなと推測します。
僕個人としては涙ではなく、文字通りの雫だと思います。輪廻転生と言いますか、自然の神々しさを「l’immensità / 無限」と描写しているのだと思います。
楽曲の構成自体はシンプルなんですが、曲の持つスケールは、タイトルの「L’immensità 広大、無限」という意味の通り荘厳な世界観が広がります。
是非、コンサートで直にこの曲の素晴らしさを味わって頂きたいです♪
余談ですが、ドン・バッキー(Don Backy)はもちろん芸名です。本名はアルド・カポーニ(Aldo Caponi)。