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2023.02.01
こんにちは、柴田泰孝です。
いつも私の気まぐれなブログをのぞいて下さりありがとうございます。
2023年の目標の1つ、レパートリーを増やすこと。
今日は「NEWレパートリー2023 No.6」ということで、年内コンサートで歌う予定の新曲を紹介していきたいと思います。
偶然 / L’ultima occasione
60-70年代のカンツォーネを語る上で外すことの出来ないカンツォーネ三大ディーヴァの一人ミーナ。彼女の1965年にリリースされた隠れた名曲「偶然 / L’ultima occasione」
邦題は偶然らしいですが、オリジナルタイトルを直訳すると「最後の機会」という意味です。
余談ですが三大ディーヴァは、ミーナ、ミルバ、オルネラ・ヴァノーニと言われています。
リアルな男女の関係を描写した楽曲
この曲、ざっくり言うと、、、
彼みたいな素晴らしい人とは人生2度と出逢えないだろう。でも私は彼に相応しい女じゃない(彼のことを本気で愛していない)だからあなたがくれたこの最後の機会も逃してしまうだろう。いつかあなたの大切さに気付いて、あなたを求めるときにはもう時すでに遅し…なんだろうね、、、
といった内容です。
「あなたを失って悲しい」の失恋ソング、「ずっと愛してるよ」の幸せソング、、、のようなものとは違い、男女のリアルな関係を描写した背景がまたこの曲の魅力だと思います。
そして、この楽曲をミーナの真骨頂とも言うべき圧倒的なヴォーカルワークと情感で歌い上げています。
ミーナの影を背負った楽曲ですので、リスペクトの意味を込めて、彼女のブレスコントロールやダイナミクスをベースに、自分自身のスタイルやエモーショナルな部分を出していきたいと思っています。
まだ未定ですが、こちらも近々、歌わせて頂きます。是非、生のライブで直に体感して頂きたいです。乞うご期待っ!