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2019.01.16
こんにちは、柴田泰孝です。
前回ブログで鉛筆について触れました。
先日、ファーバーカステルのCASTELL9000を1ダース購入致しました。
緑の軸は「THE 鉛筆」といった佇まい。環境にやさしい水性塗料を軸に使用しています。
軸を見るとGERMANY記載がある通り、ファーバーカステルは1761年創業のドイツブランドです。六角軸鉛筆の生みの親でもあります。
軸に記載されているSVは「SV芯接着方式」といって芯と木軸を全面接着しているので内部の芯が折れにくい構造になっています。
芯が中で折れてしまい、削っても削っても芯が抜けてしまったことありませんか?SV芯接着方式はそれを最大限に防いでくれるのです。
ちなみに今回購入したCASTELL9000は、旧モデルです。鉛筆としては差はありませんが軸の色やデザインにちょっとした違いがあります。現行モデルと比較してみましょう。
右(硬度H)が旧モデル、左(硬度2B)が現行モデルです。緑の色味や尻軸のカラー、字体が違います。レトロ感漂う旧モデルに対し、現行モデルはシャープな印象を受けます。
また、旧モデルは天秤ですが、現行は騎士が戦っている絵柄になっています。
これぐらいのスペックの鉛筆は総じて言えることなのですが、木の材質が良くて削り易い。サクサク削れます。
特にCASTELL9000は他ブランドに比べて芯が丈夫で耐久性があるので削っていて不意に折れてしまうことが少ないです。
肝心な書き味はというと、紙へののりが良く、なめらかでムラがなく、ノーストレスでしっかり書けます。
他ブランドに比べて折れにくく、減りも少なく耐久性が非常に高いです。1本150円くらいですが、値段に見合ったパフォーマンスを発揮してくれるので満足しています。
ついでに硬度Hと2Bを比較してみました。
画像を見ての通り、CASTELL9000は色が薄いので、国産の2Bをイメージしている方はCASTELL9000だと4Bくらいがちょうど良いかもしれません。
機会がございましたら、是非一度お試し下さい♪