scroll
2023.01.14
こんにちは、柴田泰孝です。
2023年の目標の1つ、レパートリーを増やすこと。
今日は「NEWレパートリー2023 No.2」ということで、年内コンサートで歌う予定の楽曲を紹介していきたいと思います。
Tony Dallara / トニー・ダッラーラの代表曲「ラ・ノビア/La Novia」のB面に収録されていた楽曲「Caccia all’uomo」
Caccia all’uomo は「犯人の追跡・捜索」という意味です。
当時、この曲の日本の邦題は「人間狩り」だったそうですがこれはもろに直訳ですね。ホラー映画のタイトルみたいです(汗)
のちに「堕落させる女」という邦題に代わり、現在も、日本のシャンソン、カンツォーネ歌手の間で歌われています。日本ではA面の「La Novia」よりも人気があるかもしれません。
オリジナル歌詞をざっと訳してみました♪
「Caccia all’uomo」
訳:柴田泰孝
最後の口づけ、僕が君に望むもの
束の間の幸せの後は僕の影だけ
君を置いてサヨナラだよ
悪さをして後悔してる
さっさとここから逃げないと!
ダーリン、君の瞳に涙が見える
今までみたいにまた僕を追いかけるの?
君を置いてサヨナラだよ
君に逢うために道を外したこと(犯罪に手を染めたこと)後悔してるよ
日本語の歌詞も併せて掲載します。こちら日本語詞は老舗シャンソニエ「新宿シャンパーニュ」の矢田部道一氏。
「堕落させる女」
これが最後のくちづけなのさ
お前なんかに未練はないさ
Addio 二人も これで終わりさ
俺も お前も 哀れなやつさ
お前に溺れて 身を滅ぼした
俺は今から立ち直るのだ
Addio お前も罪な女よ
惚れた男を道連れにする
あばよ、あばよ、あばよ、、、
Addio お前は ヤバい女よ
男心を虜にして いつの間にか 堕落させる女
愛する女性のために犯罪に手を染めて今は追われる身となってしまった男。
ただ、道を外した事に後悔してると言いつつも、あんまり思い詰める感じでもなくサラッとした軽やかさみたいなものを、曲や歌詞全体から感じるんですよね。
まるでルパン三世と峰不二子みたいな世界観?のようなイメージです。楽曲のジャジーなノリがそれをさらに可視化するような気がします。
上記の解釈を背景に、楽曲の持つグルーヴ感を大切に歌いたいと思います。
いかがでしたか?
「Caccia all’uomo」の世界観が少しでも広がってくれたら嬉しいです。
コンサートではイタリア語で歌うか?日本語で歌うか?
是非、コンサートで直に聴いて頂けたら幸いです。
乞うご期待っ!!