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2023.03.20
2023年の目標の1つ、レパートリーを増やすこと。
今日は「NEWレパートリー2023 No.14」ということで、年内コンサートで歌う予定の新曲を紹介していきたいと思います。
シャンパン / Champagne
1973年12月リリースで、歌はペッピーノ・ディ・カプリ(Peppino di Capri)。
作曲はミンモ・ディ・フランチャ(Mimmo di Francia)、作詞はデスパ (Despa)とセルジョ・イオディチェ(Sergio Iodice)。
元々この曲は、当時人気絶頂だったシャルル・アズナブールやドメニコ・モドゥーニョをイメージして作られた曲だったようです。
作曲のミンモさんと作詞のデスパさん、セルジョさんは、数々のヒット曲を連発している名チームで、昔から歌手ペッピーノさんに曲を提供していました。ペッピーノさんは同年の1973年10月開催されたサンレモ音楽祭で優勝したばかりで名実共に絶頂の時にリリースされたのがこの曲となるわけですね。
あ、余談ですがペッピーノ・ディ・カプリという名前の通り彼はカプリ出身です。青の洞窟で有名なところですね。
世界的大ヒット(特に南米)!!
発売と同時に世界各国で爆発的ヒットとなり、特に南米での人気は顕著でアルゼンチンではスペイン語訳でカバーされるほど。さらに1974年イタリア映画「女の香り」にタイアップされたことも影響したようです。
近年ではアンドレア・ボチェッリとデビッド・フォスターのコラボでこの曲をカバーしています。
「シャンパン」というタイトルも相まって、世界中の音楽バーやレストランで、当時から現在までずーっとリクエスト上位の曲のようですね。
ほろ苦い大人の失恋ソング
ざっと解説しますと、、、
恋をした女性(おそらく既婚者?)に片思いしている男性が、彼女に対する想い、思い出を忘れようと努める…お話です。特に曲の最後の歌詞がせつなすぎます。
一人で乾杯するなんておかしいのは分かってる。
でも僕はこの恋の終わりにお祝いをしなくちゃいけないんだ。
「(店員に)すいません!シャンパンください。」
このほろ苦い大人の恋愛ドラマをしっかりとビジュアライズ出来るように歌いたいと思っています。
乞うご期待!