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2023.03.14
こんにちは、柴田泰孝です。
2023年の目標の1つ、レパートリーを増やすこと。
今日は「NEWレパートリー2023 No.13」ということで、年内コンサートで歌う予定の新曲を紹介していきたいと思います。
The last time / ラストタイム
アメリカの実力派R&B歌手エリック・ベネイ(Eric Benét)の2005年リリース「Hurricane」のアルバム曲。シングルカットされていないので認知度は低いですが隠れた名曲だと思います。
エリックさんはデビュー当時から知っていましたが、当初の印象は「好みの声…でもヴォーカルアプローチが今っぽい…もっとストレートな路線でいったらいいのになぁ…」でした。
当時のR&Bは総じてこんな印象の歌手が多かった。
しかしこのアルバムはというと、、、これまでのエリックさんらしからぬアンプラグドなサウンドに仕上がっている。
何より驚いたのはエリックさんのヴォーカルワーク。僕が望んでいた明瞭なR&Bヴォーカルのアプローチになっていたこと!!
当時このアルバムを聴いて「エリックさん、これこれ!あなたから聴きたかったヴォーカルはこれですよ!」と歓喜したのを今も覚えています。
後にこのアルバムのプロデューサーがデイヴィッド・フォスター(David Foster)と知り、全てが腑に落ちたわけです。流石だな、、、と。
「The last time」
初めて恋に落ちたのは、もう随分昔、
そのときはろくに愛し方も知らなかった
次のときは、不恰好ながらどうにかましな恋愛ができた
でもロマンティックとは程遠くて、君を夢中にできなかった
いろいろ経験して
いまやっと辿り着いたんだ
そう、これが僕の最後の恋
初めてきみと星空の下を歩いて
一瞬で全てを悟ったんだ
どうしてなんて訊く必要もなかったし、なんら不思議に思わなかった
答えはきみのすぐそばにあったから
奇跡が起こるときくらい僕にだって分かる
そう、これが僕の最後の恋
正直なところきかせて欲しい
僕は焦りすぎか、それとももう少し慎重になった方が良いのかな
だって、生涯この日をずっと待ち続けていたんだ
きっと人生でたった一度、
この気持ち、この先もう二度と訪れない
きみには、一体僕がどれほどの想いでこの言葉を言っているか伝わらないと思う
しかもその言葉すら僕の想いを全く十分表現しきれていない
この世界中で君じゃないとダメなんだ、そしてきみには僕しかいない
これは僕の最後の恋
歌詞を見ての通り、君だけなんだ、、、これが僕にとって最後の恋なんだ、、、と純粋かつ決然たる想いを歌うラブソングです。冒頭からのあどけない恋の回想シーンと相まってムード満点です。
エリック、デイヴィッド名曲をありがとう!しっかり歌わせて頂きます♪