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2023.04.16
こんにちは、柴田泰孝です。
2023年の目標の1つ、レパートリーを増やすこと。「NEWレパートリー2023 No.15」ということで、年内コンサートで歌う予定の新曲を紹介していきたいと思います。
Come prima / コメプリマ:世界中で親しまれるカンツォーネの名曲
ヴィンチェンツォ・ディ・パオラが作曲、マリオ・パンゼリとサンドロ・タッカーニが共同で作詞したカンツォーネで、1957年に当時の新人歌手トニー・ダッラーラが歌い、世界中でヒット、カバーされたカンツォーネの名曲。ポップスのみならずクラシック歌手もたまに歌いますね。
ちなみにトニー・ダッラーラは、前回紹介したNEWレパートリーNo.2で紹介した「Caccia all’uomo / 堕落させる女」を歌った歌手です。
1960年サンレモ音楽祭で『Romantica / ロマンティカ』で優勝してる実力派で、日本でも人気のあるカンツォーネ歌手です。
サンレモ音楽祭の悲劇!?
現在もなお世界中でヒット、カバーされている「コメ・プリマ」。
てっきりサンレモ音楽祭の優勝曲(または入賞曲)かと思っていましたが、、、実はレコードが発売される2年前の1955年にサンレモ音楽祭の出場曲選考会で通過ならず…だったそうです(汗)
軽やかに、のびやかに、肩肘張らず♪
”Come Prima”とは、「昔みたいに」という意味で、別れた恋人と再会してあの頃のように、あの頃以上にあなたを愛します、、、という内容の歌詞になっています。
今まで様々な歌い手さんのカバーを聴いてきましたが、解釈も十人十色で、自分も歌う際に方向性を定めるのに苦労しました。
エスコートするかの如く立ち振る舞い良く、メロディーに身を任せながら肩肘張らずに純粋に「昔のように、、、」と過去を懐かしみながら。そして、昔よりも、、、とパッションを表現出来るようにしたいです。
まだ、いつ歌うかは未定ですが、、、近々どこかで歌いたいと思っています。お楽しみに!!