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活動報告2019.11.30
こんにちは、柴田泰孝です。
「音楽と美術のハーモニー」にゲスト出演致しました。
戦前戦後に絵本作家・漫画家として活躍し、昭和40年以降は二戸市の芸術文化の発展と青少年の健全育成に御尽力された、金子重正氏の作品と、ピアニスト金子容みさんの奏でる煌びやかな音色と歌を愉しんで頂くとても素敵なイベントです。
ちなみにこのイベントで使われた出演者のプロフィール画像ですが、写真ではなく、金子重正氏の漫画作品から抜粋したものが使われています。私は緑のジャケットに赤のネクタイの好青年。元のキャラクターは「明智小五郎」だそうでです。私があの名探偵、明智小五郎だなんて恐縮してしまいます(笑)
漫画、切り絵、油絵、、、金子重正氏の作品が会場いっぱいに並びます。二戸の誇りですね。私も芸術に身を委ねている身としてこうして先人達が残していった宝を埋もれさせてはいけない….次の世代にも伝えていかなくてはならないと強く思いました。
一部は金子容みさんのピアノソロ。間に金子重正氏とのエピソードを織り交ぜながら心地の良い時間が流れていきます。
こうして背景やエピソードを聞くと、作品に対する感じ方も変わりますね。最初はこれらの作品が沢山の方々に愉しんでもらえてよかったなぁと思っていましたが、後半は何かこう逆に作品が僕らを見守ってくれているような、不思議とそんな感覚になりました。
二部では金子容みさんの伴奏で歌わせて頂きました。オーソレミオ、帰れソレントへ、マッティナータ、、、カンツォーネやクラシックを中心に歌いまいしたが、その中の1曲、イタリア歌曲のcaro mio ben(愛しいひとよ)は音大受験の時に歌って以来、ってことは20年ぶり!!改めてイタリア歌曲の奥深さを楽しむことが出来ました。また色々と歌い込んでみようかな♪
公演後、沢山の方々から応援メッセージを頂きました。
このようなコンセプトの会にお声がけ頂き、音楽を通して地元に貢献出来たことは本当に嬉しく、さらにこうして沢山の方から温かいメッセージを頂けるなんて僕は本当に恵まれていると思います。僕はそれらの恩恵に対して、音楽で感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。最後に、この度お声がけ頂きました金子容みさん、会場スタッフの皆様、御来場くださいました皆様、本当にありがとうございました。